煙突用石綿断熱材(石綿含有材)除去装置
※ 特許出願中
■ 当社開発の煙突石綿断熱材除去装置『ドットカポ』は、高い安全性と高効率が基本です。

 煙突石綿断熱材(石綿含有煙突ライニング材))は、1960年代から1982年まで製造され、この時期の煙突に多用されていました。アスベストの危険性は周知の通り「静かな時限爆弾」と呼ばれ、微量の繊維の吸気でも死に繋がります。古い煙突の解体をする場合、アスベストを飛散させないように取り壊すには事前にアスベストを除去しなければなりません。
従来は特殊な工法で煙突内にある煙突用石綿断熱材等を除去して、それを特別管理産業廃棄物として処理する方法と、煙突側面を解体し人力でかき出す方法などがありますが、前者では廃棄物の量が増える事で処理費用の増大に繋がり、大変不評な作業となっています。また、後者では全て人手による作業のため、除去作業に時間がかかりすぎるし、高所作業のため作業員の安全にも非常に気を使います。

古い年代の製品にはアスベスト含有率が70%ほど含むものもあり、除去作業には特に気を使わなければなりませんが、当社では従来の処理方法とは異なる新しい工法で安全を第一に、効率良く煙突素材を除去する目的でシステムを考案しました。
■ 切り剥がしシステム

・従来の水圧による方式や切削法とは異なり、「ドットカポ」は煙突用石綿断熱材等の煙道材を切り剥がして収集するシステムなので、従来工法に比べて非常にコンパクトで場所を取らず、単相稼動で回転しながらウインチにより上下作動いたします。

・切り剥がし作業を素早く行おうとすると飛散材が多くなるため、「ドットカポ」では飛散防止剤を噴霧しながら、コンクリート面から静かに切り剥がします。これによりアスベストの含有率および経年劣化に左右されないクリーンな作業が簡単に行えます。
■ ドットカポ工法の作業概要







1. 煙突周囲に作業用足場を組み立てシートで囲う。
2. ウインチで機器等を足場から吊り下げるため、足場上部に支持アームを取り付ける。
3. ウインチにドットカポをセットする。
事前処理として煙道部分のすすや浮遊飛散物などの固形物を除去するため、前処理器(前処理コア)を取り付ける。(写真@A)
4. 前処理作業中は同時に飛散防止液を噴霧する。
5. 前処理終了後に一度ドットカポを吊り上げ、前処理コアを取り外し、回転切削コアと付け替える。(写真B)
6. 前処理作業と同様に煙道内に吊り下げ、ライニング材の除去・取り出しを繰り返し、除去作業を進める。
7. 除去作業終了後は残存付着物の厚さを確認して、回転切削コアにカッティングを取り付け更に切削する。
8. 切削終了後、後処理のため清掃ブラシを取り付け(写真C)煙突内部を清掃する。
この際も飛散防止のために飛散防止剤を噴霧しながら行う。
9. 作業終了後はモニター用カメラを吊り下げ、作業後の煙突内部の状況をモニターで確認する。



(c) GREEN-NET Co.Ltd